関数の種類 |
データベース関数(D関数) |
書式 |
DSTDEVP(Database,フィールド,Criteria) |
DSTDEVP関数の使い方
DSTDEVP関数はデータベースまたはリストの指定された列(フィールド)を検索し検索条件を満たす行(レコード)を母集団全体と見なして母集団の標準偏差を求める関数です。
引数の指定方法 |
Database |
データベースまたはリストとしてセル範囲またはセル範囲の名前を指定 |
フィールド |
計算対象となる列を文字列やセル参照、位置を表す数値で指定
文字列で指定する場合は二重引用符(")で囲む必要があります。
列の位置を示す番号で指定する場合はDatabaseで指定した範囲の
左端列が1となり左端から2番目にあたる列が2となります。 |
Criteria |
検索条件が設定されているセル範囲を指定 |
A5に=DSTDEVP(A7:D17,C7,A2:D3)を入力すると以下の表の結果となります。
A5の=DSTDEVP(A7:D17,C7,A2:D3)ではDatabaseにA7:D17のセル範囲を指定し、フィールドにC7、
Criteria(検索条件)にA2:D3のセル参照を指定しています。
見出しの販売員の行の"田中"が入力されているレコードを検索し、それに対応する販売個数の標準偏差0.471404521を返します。
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A |
B |
C |
D |
1 |
検索条件 |
2 |
ソフト種類 |
販売個数 |
売上 |
販売員 |
3 |
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田中 |
4 |
販売個数の標準偏差(田中) |
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5 |
0.471404521 |
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6 |
月間ソフト販売内訳 |
7 |
ソフト種類 |
販売個数 |
売上 |
販売員 |
8 |
エクセル |
10 |
60000 |
安部 |
9 |
ワード |
5 |
30000 |
田中 |
10 |
ゲーム |
7 |
42000 |
酒井 |
11 |
英語学習 |
8 |
48000 |
斉藤 |
12 |
セキュリティ |
4 |
24000 |
田中 |
13 |
エクセル |
5 |
30000 |
田中 |
14 |
エクセル |
3 |
18000 |
酒井 |
15 |
ゲーム |
2 |
12000 |
小池 |
16 |
英語学習 |
8 |
48000 |
斉藤 |
17 |
英語学習 |
4 |
24000 |
酒井 |
検索条件を満たす行(レコード)を標本とする場合はDSTDEV関数を使用します。 |
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