関数の種類 |
数学/三角関数 |
書式 |
COMBIN(総数,抜き取り数) |
COMBIN関数の使い方
COMBIN関数は総数から指定した個数を選択したときの組み合わせの総数を求める関数です。
整数以外の値を指定した場合は小数点以下は切り捨てられます。
総数、抜き取り数に負の数を指定した場合はエラー値#NUM!が返されます。
引数に数値以外を指定した場合はエラー値#VALUEが返されます。
引数の指定方法 |
総数 |
抜き取る対象の全体の数を指定 |
抜き取り数 |
抜き取る組み合わせ1組に含まれる項目の数 |
C2に=COMBIN(A2,B2) C3に=COMBIN(A3,B3)を入力すると以下の表の結果となります。
C2の=COMBIN(A2,B2)では総数に4、抜き取り数に2を指定し組合せ総数6を返します。
上記の中身を解説すると、総数が4で抜き取り数が2という事は1から4の中から2つ一組のグループを作るという意味になります。2つ一組とは1と2や2と3などです。
組み合わせは1&2、1&3、1&4、2&3、2&4、3&4の6通りとなり組み合わせ総数6が返される事になります。
C3の=COMBIN(A3,B3)では総数に4、抜き取り数に3を指定し組合せ総数4を返します。
1から4の数値を使用し3つ一組としていくつの組み合わせがあるのかを求めています。
組み合わせは1&2&3、2&3&4、3&4&1、4&1&2の4通りとなり、組み合わせ総数4が返される事になります。
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A |
B |
C |
1 |
総数 |
抜き取り数 |
組合せ総数 |
2 |
4 |
2 |
6 |
3 |
4 |
3 |
4 |
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