関数の種類 |
数学/三角関数 |
書式 |
SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲) |
SUMIF関数の使い方
SUMIF関数は検索条件に一致したセルの値のみの合計を計算する関数です。
例えばSUMIF関数を使えば負の数のみの合計を計算させたり、正の数のみの合計を計算させる
事が可能です。検索条件にはワイルドカードや比較演算子を使用することができます。
引数の指定方法 |
範囲 |
検索値を含むセル範囲の参照を指定 |
検索条件 |
検索条件を指定
検索条件に文字列や式を指定する場合は二重引用符(")で囲む必要があります |
合計範囲 |
計算対象となるセル範囲の参照を指定(省略可能)
合計範囲を省略した場合は範囲が計算対象のセル範囲となります。 |
C2に=SUMIF(B2:B5,">0") C4に=SUMIF(B2:B5,"<0")を入力すると以下の表の結果となります。
C2の=SUMIF(B2:B5,">0")では範囲にB2:B5を指定し、検索条件に">0"、合計範囲は省略しています。
よって、B2:B5の範囲内の値で">0"の条件に該当する値10000と6000の合計値16000がC2に返されます。
C4の=SUMIF(B2:B5,"<0")では範囲にB2:B5を指定し、検索条件に"<0"、合計範囲は省略しています。
よって、B2:B5の範囲内の値で"<0"の条件に該当する値-5000と-10000の合計値-15000がC2に返されます。
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A |
B |
C |
1 |
月 |
投資利益 |
利益月の合計 |
2 |
1月 |
10000 |
16000 |
3 |
2月 |
-5000 |
損失月の合計 |
4 |
3月 |
6000 |
-15000 |
5 |
4月 |
-10000 |
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SUMIF関数で合計範囲を指定した場合
以下の表ではソフトの種類別の販売個数の合計を計算しています。
C2に=SUMIF(A2:A5,"Excelソフト",B2:B5) C4に=SUMIF(A2:A5,"英語ソフト",B2:B5)を入力すると
以下の表の結果となります。
C2の=SUMIF(A2:A5,"Excelソフト",B2:B5)では範囲にA2:A5を指定し、検索条件に"Excelソフト"、
合計範囲にはB2:B5のセル範囲を指定しています。
この場合、検索条件の"Excelソフト"に一致したセルは範囲A2:A5内の1行目と4行目という事になり、
それに対応する合計範囲B2:B5の1行目の値5と4行目の値3の合計値8がC2に返されます。
C4の=SUMIF(A2:A5,"英語ソフト",B2:B5)では範囲にA2:A5を指定し、検索条件に"英語ソフト"、
合計範囲にはB2:B5のセル範囲を指定しています。
よって、C4には英語ソフトの販売個数の合計9が返されます。
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A |
B |
C |
1 |
ソフト種類 |
販売個数 |
Excelソフト合計 |
2 |
Excelソフト |
5 |
8 |
3 |
英語ソフト |
2 |
英語ソフト合計 |
4 |
英語ソフト |
7 |
9 |
5 |
Excelソフト |
3 |
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