関数の種類 |
数学/三角関数 |
書式 |
ROUNDDOWN(数値,桁数) |
ROUNDDOWN関数の使い方
ROUNDDOWN関数は指定した桁数で切り捨てた数値を返します。
ROUNDDOWN関数は四捨五入はせずに指定した桁数で切り捨てます。
数値に文字列を指定した場合はエラー値#VALUE!が返されます。
桁数に正の数(1は小数点第一位)を指定すると小数点以下で切り捨てられます。
桁数に負の数(-1は十の位)を指定すると整数部分の指定した桁で切り捨てられます。
例えば、
桁数に1を指定すると小数点第一位で切捨てられ、2の場合は小数点第二位で切捨てられます。
また、桁数に-1を指定すると十の位で切捨てられ、-2の場合は百の位で切捨てられます。
引数の指定方法 |
数値 |
切り捨てる対象となる数値を数値またはセル参照で指定 |
桁数 |
切り捨て後の桁数を数値で指定 |
B2に=ROUNDDOWN(A2,0) C2に=ROUNDDOWN(A2,1) D2に=ROUNDDOWN(A2,-1)
を入力すると以下の表の結果となります。
B2の=ROUNDDOWN(A2,0)では一の位で切り捨てられB2に2007を返します。
C2の=ROUNDDOWN(A2,1)では小数点第一位で切り捨てられC2に2007.4を返します。
D2の=ROUNDDOWN(A2,-1)では十の位で切り捨てられD2に2000を返します。
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A |
B |
C |
D |
1 |
数値 |
桁数0 |
桁数1 |
桁数-1 |
2 |
2007.456 |
2007 |
2007.4 |
2000 |
四捨五入を行いたい場合はRUOND関数を使用します。
指定した桁数で切り上げたい場合はROUNUP関数を使用します。 |
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