関数の種類 |
数学/三角関数 |
書式 |
FLOOR(数値,基準値) |
FLOOR関数の使い方
FLOOR関数は指定した倍数のうち、最も近い値に数値を切り下げて返します。
切り下げられた値の絶対値は指定された数値より小さくなります。 指定した数値と指定した基準値の符号が異なる場合、エラー値#NUM!が返されます。
引数に数値以外を指定した場合、エラー値#VALUE!が返されます。
引数の指定方法 |
数値 |
対象となる数値をセル参照や数値で指定 |
基準値 |
倍数の基準を数値で指定 |
B1に=FLOOR(A1,10) B2に=FLOOR(A2,10) B3に=FLOOR(A3,-1)を入力すると以下の表の結果となります。
B1の=FLOOR(A1,10)では数値にA1セル(7.9)を指定し、基準値に1を指定しています。
7.9を1の倍数で切り下げB1に7を返します。
B2の=FLOOR(A2,10)では数値にA2セル(10.2)を指定し、基準値に10を指定しています。
10.2を10の倍数で切り下げ、B2に10を返します。
B3の=FLOOR(A3,-1)では数値にA3セル(-7.9)を指定し、基準値に-1を指定しています。
-7.9を-1の倍数で切り下げ、B3に-7を返します。
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A |
B |
1 |
7.9 |
7 |
2 |
10.2 |
10 |
3 |
-7.9 |
-7 |
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