関数の種類 |
検索/行列関数 |
書式(ベクトル形式) |
LOOKUP(検査値,検査範囲,対応範囲) |
書式(配列形式) |
LOOKUP(検査値,配列) |
LOOKUP関数の使い方
LOOKUP関数にはベクトル形式と配列形式の2種類があります。
ベクトル形式 |
1行又は1列からなる配列を検査範囲としてその中から検査値を検索し、
対応範囲から検査値が見つかった行又は列に対応した値を返します |
配列形式 |
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引数の指定方法 |
検査値 |
検索したい値を数値、文字列、論理値、名前やセル参照で指定 |
検査範囲 |
1行又は1列のみのセル範囲を指定 |
対応範囲 |
検査範囲と同じサイズの1行又は1列のみのセル範囲を指定 |
ベクトル形式のLOOKUP関数
指定した検査値が検査範囲に含まれる最小値よりも小さい場合、エラー値#N/Aが返されます。
検査範囲と対応範囲のサイズが異なる場合エラー値#N/Aが返されます。
検査値が見つからない場合は検査値以下の最大の値を使用します。
C1に =LOOKUP("マンションA",A2:A4,B2:B4)を入力すると以下の表の結果となります。
C1の=LOOKUP("マンションA",A2:A4,B2:B4)では検査値に"マンションA"を指定し、
検査範囲にA2:A4、対応範囲にB2:B4を指定しています。
検査値"マンションA"は検査範囲の1行目にあり、対応範囲の1行目B2セルの値は10です。
よって、C1には10が返されます。
対応範囲を省略し検査範囲をA2:B4としても同じ結果が得られます。
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A |
B |
C |
1 |
マンション名 |
部屋数 |
10 |
2 |
マンションA |
10 |
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3 |
マンションB |
15 |
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4 |
マンションC |
20 |
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検索値が見つからない場合-LOOKUP関数(ベクトル形式)
C1に =LOOKUP(700,A1:A3,B1:B3)を入力すると以下の表の結果となります。
検査値に700、検査範囲にA1:A3を指定していますが検査値が見つからないので、検査範囲内の700以下の最大の値600が使用され、対応範囲の3行目の手数料CがC1に返されます。
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A |
B |
C |
1 |
400 |
手数料A |
手数料C |
2 |
500 |
手数料B |
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3 |
600 |
手数料C |
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配列形式のLOOKUP関数
引数の指定方法 |
検査値 |
配列内の検索したい値を数値、文字列、論理値、名前やセル参照で指定 |
配列 |
検査値と照合する数値や文字列、または論理値を含むセル範囲を指定 |
A1に =LOOKUP("A",{"A","B","C";1,2,3})を入力すると以下の表の結果となります。
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