| 関数の種類 |
検索/行列関数 |
| 書式 |
MATCH（検査値,検査範囲,照合の型) |
MATCH関数の使い方
MATCH関数は特定の値を検索し検査範囲内での相対的な位置を返します。
位置は検査範囲で指定した範囲内の最も左上に位置するセルが1となります。
照合の型で0を指定し検査範囲に、指定した検査値が含まれない場合、エラー値#N/Aが返されます。
| 引数の指定方法 |
| 検査値 |
検査値を数値、文字列、論理値やセル参照で指定 |
| 検査範囲 |
検査値を含む連続したセル範囲を指定 |
| 照合の型 |
1、0、-1のいずれかの数値を指定
| 1(省略)の場合 |
検査値以下の最大の値が検索されます。
データを昇順に並べ替えておく必要があります |
| 0の場合 |
検査値に完全に一致する値が検索されます |
| -1の場合 |
検査値以上の最小の値が検索されます
データを降順に並べ替えておく必要があります |
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B1に =MATCH("名古屋",A1:A4,0)を入力すると以下の表の結果となります。
B1の=MATCH("名古屋",A1:A4,0)では
よって、B1に"名古屋"の相対的な位置である3が返されます。
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A |
B |
| 1 |
札幌 |
3 |
| 2 |
大阪 |
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| 3 |
名古屋 |
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| 4 |
東京 |
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D1に =MATCH("大阪",A1:C1,0)を入力すると以下の表の結果となります。
D1の=MATCH("大阪",A1:C1,0)では検査値に"大阪"を指定し、検査範囲にはA1:C1、
照合の型に0を指定しています。
よって、D2には"大阪"の相対的な位置として2が返されます。
B1に =MATCH(11,A1:A3,-1)を入力すると以下の表の結果となります。
B1の=MATCH(11,A1:A3,-1)では検査値に11を指定し、検査範囲にA1:A3、
照合の型に-1を指定しています。
検査値が見つからない為、検査値以上の最小の値A2セルの12の相対位置が返される事となり、B1には2が返されます。
この時、範囲内のデータを降順に並べ替えておく必要があり、降順で並べられていない場合はエラー値#N/Aが返されます。
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