関数の種類 |
統計関数 |
書式 |
MAX(数値1,数値2,....) |
MAX関数の使い方
MAX関数は指定した引数リスト内での最大値を抽出します。
引数に数値が含まれていない場合、0が返されます。
引数に空白セル、論理値、数値を表す文字列を指定することもできます。
引数にセル参照又は配列を指定した場合、論理値、文字列は無視されます。
引数の指定方法 |
数値1... |
数値又はセル参照や配列を指定 |
A6に=MAX(A1:A4) B6に=MAX(B1:B4)を入力すると以下の表の結果となります。
A6の=MAX(A1:A4)では数値にA1:A4のセル範囲を指定し、A1:A4内の最大値7を返しています。
B6の=MAX(B1:B4)では数値にB1:B4のセル範囲を指定し、B1:B4内の最大値38718を返しています。
38718はB4セルに入力されている日付2006/1/1のシリアル値です。
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A |
B |
1 |
7 |
7 |
2 |
1 |
1 |
3 |
4 |
4 |
4 |
7 |
2006/1/1 |
5 |
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6 |
7 |
38718 |
A1に=MAX(TRUE,FALSE)を入力すると1が返されまが、B3に=MAX(B1,B2)を入力するとB3に0が返されます。
論理値や文字列は引数にセル参照、配列を指定すると無視されるのでB3には0が返されるというわけです。
因みに、論理値TRUEは1、FALSEは0とみなされます。
最大値ではなく、最小値を抽出したい場合はMIN関数を使用します。
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