関数の種類 |
統計関数 |
書式 |
PROB(x範囲,確率範囲,下限,上限) |
PROB関数の使い方
PROB関数は指定した範囲内の値が上限と下限の間に収まる確立を返します。
x範囲と確立範囲のデータの個数が異なる場合、または指定した確立範囲の数値の合計が
1とならない場合はエラー値#N/Aが返されます。
引数の指定方法 |
x範囲 |
確立範囲に対応した値の配列またはセル範囲を指定 |
確立範囲 |
指定したx範囲に対応した確立を指定 |
下限 |
下限を数値で指定 |
上限 |
上限を数値で指定(省略可能) |
A5に=PROB(A1:A4,B1:B4,10,20) B5に=PROB(A1:A4,B1:B4,10)を入力すると以下の表の結果となります。
A5の=PROB(A1:A4,B1:B4,10,20)ではx範囲にA1:A4、確立範囲にはx範囲のそれぞれの値に対応した確立が入力されているセル範囲B1:B4を指定し、下限に10、上限に20を指定しています。
よって、上限の20から下限の10の間に収まる確立0.8(80%)がA5に返されます。
B5の=PROB(A1:A4,B1:B4,10)では上記と同じように引数を指定し、上限を省略しています。
上限を省略した場合は下限で指定した値に対応する確立が返されます。
この場合は、下限には10が指定されているのでB5には0.5(50%)が返されます。
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A |
B |
1 |
10 |
0.5 |
2 |
20 |
0.3 |
3 |
30 |
0.1 |
4 |
40 |
0.1 |
5 |
0.8 |
0.5 |
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